可観測性（Observability）

Agno-Go はランタイムの挙動を観測できるように、SSE イベントと OpenTelemetry を備えています。

AgentOS の SSE ストリーム

POST /api/v1/agents/{id}/run/stream は Server‑Sent Events (SSE) を返します。types クエリでイベントを絞り込めます（例: types=run_start,token,reasoning,complete）。

イベント	説明
run_start	入力とセッション情報
token	モデルからのストリーミングトークン
tool_call	ツール実行メタデータ（名前・引数・結果）
reasoning	推論スナップショット（内容・トークン数・マスク済みテキスト等）
complete	最終出力・所要時間・集計済みトークン使用量
error	エラーオブジェクト

Logfire 連携（OpenTelemetry）

サンプル cmd/examples/logfire_observability では、OpenTelemetry を使って Logfire にトレースを送信します。

# OpenAI/API トークン等を設定
export OPENAI_API_KEY=sk-...
export LOGFIRE_WRITE_TOKEN=lf_...

# OpenTelemetry 依存を含めるために build tag を有効化
go run -tags logfire cmd/examples/logfire_observability/main.go

詳細な手順は GitHub のドキュメントをご参照ください：

• https://github.com/rexleimo/agno-Go/blob/main/docs/release/logfire_observability.md

次のステップ:

• SSE を任意の APM/監視基盤へ転送
• 推論トークンとコストのダッシュボード連携
• ツール実行やユーザー要求のレイテンシを OpenTelemetry で計測